ポケカ中級者への道 第5回 ~デッキに合ったドローソースを探せ!~
2014年9月18日 TCG全般
こんばんは、Explorerです。今日は中級者への道第5回をお送りしたいと思います。
途中、記事の大幅改定があったため、更新が遅れてしまいました。楽しみに待っていて下さった方々、申し訳ございません。
さっそくですが、本編に移りたいと思います。
――――――――――
簡易まとめ
・勝ち筋を実現するためには、ドローソースが重要
・ドローソースの配分としては、サポート14枚、グッズ4枚が最適
・プラターヌ・N以外のドロソについてはデッキのタイプと要相談
用語集
・ドローソース……カードを引いてくるためのカードのこと。カードゲームにおいて、カードを手札に持ってくるというのは重要な動きであり、ドロソの重要性を理解することがTCG初心者への第一歩。
・PTCG BLOG……BW初期の頃存在した、公式の運営するブログ。ポケカネットジムの前身のような内容だが、ポケカに関する素晴らしい記事が多く掲載されていた。2014.9.18現在は閲覧できない。
・加速……エネルギー加速の略。通常、エネルギーは毎ターン1枚しかつけることができないが、加速効果を持つカードを利用することで1ターンに複数枚エネルギーをつけることができる。(ex.ダークパッチ、シビビールetc…)
・Cip効果……元々の意味は「場に出る」で、語源は「場に出る」の英語「Comes Into Play」の略(mtg wiki、http://mtgwiki.com/wiki/CIPより引用)。転じて、ポケカでは「このポケモンがベンチに出た時(あるいは進化した時)」に働く効果のことを指す。
・手張り……手札からエネルギーを出してつけること。加速と区別する際、「エネAは手張り、エネBは加速」のように言うと分かりやすい。
――――――――――
勝ち筋を実現するために
前回までの記事では、勝ち筋の追い方や負け筋の減らし方についてお話ししてきました。この過程で、180ダメージをたたき出す方法や、逆に相手を妨害する方法を想像できたかと思います。
しかし、ポケカの対戦では、勝ち筋を想定するだけでは勝つことはできません。というのも、想定した勝ち筋を実戦で再現しなければならないためです。それでは、勝ち筋を対戦の中で実現していくためにはどうすれば良いのでしょうか?ここに深く影響してくるのが、ドローソースと呼ばれるカード群です。
ドローソースの価値
ドローソースとは、「山札からカードを引いてくる(=山札から手札にカードを移動させる)効果を持つカード」のことです。実際にはドローソースの亜種のような効果を持つカード(ex.トラッシュから手札に加える効果など)もあるのですが、今回はこの定義で考察を行っていきます。
それでは、何故ドローソースが勝ち筋を実現するために重要なのでしょうか。それは、カードは手札になければ使うことができないためです。
ポケモンカードにおいて、基本的にカードは山札⇒手札⇒場⇒トラッシュの順番で移動していきます。そして、カードが効果を発揮するのは「場」に出た時です。
したがって、必要なカードをいつでも場に出せるように、手札にカードを持っておく必要があります。そのため、その前段階となる山札⇒手札にカードを移動する効果を持つドローソースが重要な役割を持つのです。
余談ですが、この章の話はPTCG BLOGという公式のサイトで詳細な記事が掲載されていました。残念ながら現在は閲覧することができないのですが、可能であれば丸々引用したかった位です(笑) 復活してもらえないだろうか……
ドローソースの枚数
閑話休題、本筋に戻ります。
勝ち筋を実現するためにドローソースが必要ということでしたが、具体的には何枚程入れれば良いのでしょうか。今回はバトルカーニバル2013スプリングで活躍した3つのデッキを参考にしたいと思います。まずは、リンク先のデッキレシピをご覧ください。(リンク先はポケカネットジムです)
バトカニ2013 千葉Aリーグhttp://www.pokemon-card.com/blog/2013/06/000332.html
バトカニ2013 千葉Bリーグhttp://www.pokemon-card.com/blog/2013/06/000331.html
バトカニ2013 千葉Uリーグhttp://www.pokemon-card.com/blog/2013/06/000330.html
WCS2013ジュニア部門で2位に入ったサトウ選手や、一部のプレイヤーに大人気のカキノキ選手など、ちらほら有名な人が載っていますね。
この3つのデッキのドローソースを先程の定義(山札から手札に加える)に沿ってまとめると、図1(上の写真です)のようになります。
どのデッキでも、ドロー用のサポートが14枚前後入っています。また、Uリーグ優勝者のデッキのサポート枚数は少なめに見えますが、サポートをドローできるグッズのランダムレシーバーが3枚入っているため、実質14枚相当になります(グッズは4枚相当に)。そして、ドロー用のグッズが3、4枚入っていることも共通の特徴として挙げられます。また、ドローソースではないのですが、加速(山札かトラッシュからエネルギーをつける)効果を持ったポケモンやグッズが3、4枚ずつ入っているのも共通の特徴です。
これらの共通点から、ドローソースの配分については以下のことが言えます。
1. ドローサポートは14枚前後
2. ドローグッズは4枚前後
3. 加速カードも4枚ほどあると良い
ドローソースの基礎
続いて、ドローソースの選び方についてお話ししていきたいと思います。
まずは、ドローソースの基本とも言うべきアララギ博士(プラターヌ博士)とNについてです。先ほどのデッキレシピを見て頂くと分かるのですが、どのデッキにも必ずアララギ博士とNが入っているかと思います。これらが採用される理由としては、以下のものが考えられます。
アララギ博士は、7枚ドローという、シンプルかつ強力な効果です。特別な条件なしで手札を補充するためには、これほど良いカードはないでしょう。また、トラッシュを利用するギミックと相性が良い点も評価対象です。
次にNですが、序盤はリフレッシュ、後半は相手の妨害に利用可能と汎用性の高いカードです。手札を減らすことの強さは、ここまで記事を読んできた皆さんには分かるかと思います。また、サイドレースがベースのポケカにおいて、逆転するためにはほぼ必須のカードです。
したがって、まずはプラターヌ博士とNを4枚ずついれるところからサポートの選択を始めると良いでしょう。
ドローソースの種類
ここまでで、必須のドローサポート8枚が決まりました。続いて残り6枚のドローサポートとグッズを考えていくのですが、ここからはデッキに合わせた種類のドローソースを選んでいくことになります。
ドローソースを効果で分けると、ドロー系・サーチ系・リフレッシュ系の3種類に分類することができます。
ドロー系:シンプルに山札の上から引くタイプ
サーチ系:特定のカードを山札から選んで持ってくるタイプ
リフレッシュ系:手札を戻して指定の枚数を引きなおすタイプ
また、ドローソースをカードの種類で分けると、サポート・グッズ・ポケモン・スタジアムの4種類に分けることもできます。そして、これら2種類の分類を踏まえた上で代表例を示すと、図2(下の写真です)のようになります。
リフレッシュ系は全体的に数が少なく、強力なものは全てサポートに集まっています。また、代表例から連想して頂けると助かるのですが、ドロー系はサポートが、サーチ系はグッズが得意であるように見えます。加えて、ポケモンはドローとサポートどちらも補えますが、ドロー系は毎ターン使えるのに対し、サーチ系はCip効果のものが多いです。最後にスタジアムについてですが、これらのカードは入手条件がかなり特殊で、中級者の段階ではまず入手できないカードです。分析のために挙げましたが、実際の候補には入れない方が良いでしょう。
ドローソースを選ぶ
上記の特徴を踏まえたうえで、自分のデッキと相談してドローソースを決めていきましょう。筆者のおすすめとしては、先に残りのドローサポートを決めてから、弱い部分をグッズで補っていくと良いと思います。
ドローサポートを選ぶ際は、ドロー系とリフレッシュ系はすでに4枚ずつ入っていること、ドローとリフレッシュはサポートにしか担えない役割であることを意識しながら選んでいきます。
積極的に手札を消費していくデッキ(シビビール・ゼクロムやエンブオー・レックウザなど)は、ベルやアクロマといった大量ドロー・リフレッシュ系を入れましょう。
逆に、必要に応じて確実にカードを引きたいデッキ(プラズマ団系やルカリオ)なら、フウロやコルニといったサーチ系を入れるとよいでしょう。
また、2進化ポケモンを多く入れたデッキの場合、サーチ系とドロー系サポートを3枚ずついれ、サーチ系のグッズ(ハイパーボールやレベルボールなど)を多く入れることで安定するかと思います。
悩んだときは、とりあえずティエルノを入れ、少しずつ調整していくのも手です。
ドローサポートを選んだ後は、グッズを選んでいきます。前述の「ハイパーボール」は、好きなポケモンを選んで持ってくることができるため、どのデッキに入れても活躍するでしょう。また、「レベルボール」や「プラズマ団のモンスターボール」といったカードは、条件を満たせばノーコストで対象のポケモンを手札に加えることができます。デッキを確認して、条件に合うポケモンが多いようなら採用してみると良いでしょう。
ボール系以外では、「はかせのてがみ」や「ランダムレシーバー」なども検討してみると良いでしょう。基本エネルギーで戦うデッキの場合、「はかせのてがみ」を使うことで2ターン分の手張りのエネを確保することができます。また、ランダムレシーバーは、サポートの枚数を増やしたいが、余計な効果のものは入れたくない時などに入れると良いです。ちなみに、デッキのサポートを1種類にするとランダムではなくなります(笑)
まとめ
今回はドローソースに焦点を当てて話してきました。一口にドローソースといっても、様々な種類のものがあることが分かったかと思います。
デッキタイプごとにドローソースの適した傾向はあるのですが、デッキの構築によって繊細に変化するため、残念ながら正解を断定することはできません。ここからは先は、皆さんの手で、最も適したドローソースを探してみて下さい。
さて、今回で構築編は一旦終わりです。次回は、プレイング編に移る前に構築編のおさらいをしたいと思います。また、ファントムゲートの登場で環境が変化した部分もあるので、その点についてもお話ししたいと思います。
次回予告
「ポケカ中級者への道 第6回 ~構築編まとめとXY4環境~」
途中、記事の大幅改定があったため、更新が遅れてしまいました。楽しみに待っていて下さった方々、申し訳ございません。
さっそくですが、本編に移りたいと思います。
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簡易まとめ
・勝ち筋を実現するためには、ドローソースが重要
・ドローソースの配分としては、サポート14枚、グッズ4枚が最適
・プラターヌ・N以外のドロソについてはデッキのタイプと要相談
用語集
・ドローソース……カードを引いてくるためのカードのこと。カードゲームにおいて、カードを手札に持ってくるというのは重要な動きであり、ドロソの重要性を理解することがTCG初心者への第一歩。
・PTCG BLOG……BW初期の頃存在した、公式の運営するブログ。ポケカネットジムの前身のような内容だが、ポケカに関する素晴らしい記事が多く掲載されていた。2014.9.18現在は閲覧できない。
・加速……エネルギー加速の略。通常、エネルギーは毎ターン1枚しかつけることができないが、加速効果を持つカードを利用することで1ターンに複数枚エネルギーをつけることができる。(ex.ダークパッチ、シビビールetc…)
・Cip効果……元々の意味は「場に出る」で、語源は「場に出る」の英語「Comes Into Play」の略(mtg wiki、http://mtgwiki.com/wiki/CIPより引用)。転じて、ポケカでは「このポケモンがベンチに出た時(あるいは進化した時)」に働く効果のことを指す。
・手張り……手札からエネルギーを出してつけること。加速と区別する際、「エネAは手張り、エネBは加速」のように言うと分かりやすい。
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勝ち筋を実現するために
前回までの記事では、勝ち筋の追い方や負け筋の減らし方についてお話ししてきました。この過程で、180ダメージをたたき出す方法や、逆に相手を妨害する方法を想像できたかと思います。
しかし、ポケカの対戦では、勝ち筋を想定するだけでは勝つことはできません。というのも、想定した勝ち筋を実戦で再現しなければならないためです。それでは、勝ち筋を対戦の中で実現していくためにはどうすれば良いのでしょうか?ここに深く影響してくるのが、ドローソースと呼ばれるカード群です。
ドローソースの価値
ドローソースとは、「山札からカードを引いてくる(=山札から手札にカードを移動させる)効果を持つカード」のことです。実際にはドローソースの亜種のような効果を持つカード(ex.トラッシュから手札に加える効果など)もあるのですが、今回はこの定義で考察を行っていきます。
それでは、何故ドローソースが勝ち筋を実現するために重要なのでしょうか。それは、カードは手札になければ使うことができないためです。
ポケモンカードにおいて、基本的にカードは山札⇒手札⇒場⇒トラッシュの順番で移動していきます。そして、カードが効果を発揮するのは「場」に出た時です。
したがって、必要なカードをいつでも場に出せるように、手札にカードを持っておく必要があります。そのため、その前段階となる山札⇒手札にカードを移動する効果を持つドローソースが重要な役割を持つのです。
余談ですが、この章の話はPTCG BLOGという公式のサイトで詳細な記事が掲載されていました。残念ながら現在は閲覧することができないのですが、可能であれば丸々引用したかった位です(笑) 復活してもらえないだろうか……
ドローソースの枚数
閑話休題、本筋に戻ります。
勝ち筋を実現するためにドローソースが必要ということでしたが、具体的には何枚程入れれば良いのでしょうか。今回はバトルカーニバル2013スプリングで活躍した3つのデッキを参考にしたいと思います。まずは、リンク先のデッキレシピをご覧ください。(リンク先はポケカネットジムです)
バトカニ2013 千葉Aリーグhttp://www.pokemon-card.com/blog/2013/06/000332.html
バトカニ2013 千葉Bリーグhttp://www.pokemon-card.com/blog/2013/06/000331.html
バトカニ2013 千葉Uリーグhttp://www.pokemon-card.com/blog/2013/06/000330.html
WCS2013ジュニア部門で2位に入ったサトウ選手や、一部のプレイヤーに大人気のカキノキ選手など、ちらほら有名な人が載っていますね。
この3つのデッキのドローソースを先程の定義(山札から手札に加える)に沿ってまとめると、図1(上の写真です)のようになります。
どのデッキでも、ドロー用のサポートが14枚前後入っています。また、Uリーグ優勝者のデッキのサポート枚数は少なめに見えますが、サポートをドローできるグッズのランダムレシーバーが3枚入っているため、実質14枚相当になります(グッズは4枚相当に)。そして、ドロー用のグッズが3、4枚入っていることも共通の特徴として挙げられます。また、ドローソースではないのですが、加速(山札かトラッシュからエネルギーをつける)効果を持ったポケモンやグッズが3、4枚ずつ入っているのも共通の特徴です。
これらの共通点から、ドローソースの配分については以下のことが言えます。
1. ドローサポートは14枚前後
2. ドローグッズは4枚前後
3. 加速カードも4枚ほどあると良い
ドローソースの基礎
続いて、ドローソースの選び方についてお話ししていきたいと思います。
まずは、ドローソースの基本とも言うべきアララギ博士(プラターヌ博士)とNについてです。先ほどのデッキレシピを見て頂くと分かるのですが、どのデッキにも必ずアララギ博士とNが入っているかと思います。これらが採用される理由としては、以下のものが考えられます。
アララギ博士は、7枚ドローという、シンプルかつ強力な効果です。特別な条件なしで手札を補充するためには、これほど良いカードはないでしょう。また、トラッシュを利用するギミックと相性が良い点も評価対象です。
次にNですが、序盤はリフレッシュ、後半は相手の妨害に利用可能と汎用性の高いカードです。手札を減らすことの強さは、ここまで記事を読んできた皆さんには分かるかと思います。また、サイドレースがベースのポケカにおいて、逆転するためにはほぼ必須のカードです。
したがって、まずはプラターヌ博士とNを4枚ずついれるところからサポートの選択を始めると良いでしょう。
ドローソースの種類
ここまでで、必須のドローサポート8枚が決まりました。続いて残り6枚のドローサポートとグッズを考えていくのですが、ここからはデッキに合わせた種類のドローソースを選んでいくことになります。
ドローソースを効果で分けると、ドロー系・サーチ系・リフレッシュ系の3種類に分類することができます。
ドロー系:シンプルに山札の上から引くタイプ
サーチ系:特定のカードを山札から選んで持ってくるタイプ
リフレッシュ系:手札を戻して指定の枚数を引きなおすタイプ
また、ドローソースをカードの種類で分けると、サポート・グッズ・ポケモン・スタジアムの4種類に分けることもできます。そして、これら2種類の分類を踏まえた上で代表例を示すと、図2(下の写真です)のようになります。
リフレッシュ系は全体的に数が少なく、強力なものは全てサポートに集まっています。また、代表例から連想して頂けると助かるのですが、ドロー系はサポートが、サーチ系はグッズが得意であるように見えます。加えて、ポケモンはドローとサポートどちらも補えますが、ドロー系は毎ターン使えるのに対し、サーチ系はCip効果のものが多いです。最後にスタジアムについてですが、これらのカードは入手条件がかなり特殊で、中級者の段階ではまず入手できないカードです。分析のために挙げましたが、実際の候補には入れない方が良いでしょう。
ドローソースを選ぶ
上記の特徴を踏まえたうえで、自分のデッキと相談してドローソースを決めていきましょう。筆者のおすすめとしては、先に残りのドローサポートを決めてから、弱い部分をグッズで補っていくと良いと思います。
ドローサポートを選ぶ際は、ドロー系とリフレッシュ系はすでに4枚ずつ入っていること、ドローとリフレッシュはサポートにしか担えない役割であることを意識しながら選んでいきます。
積極的に手札を消費していくデッキ(シビビール・ゼクロムやエンブオー・レックウザなど)は、ベルやアクロマといった大量ドロー・リフレッシュ系を入れましょう。
逆に、必要に応じて確実にカードを引きたいデッキ(プラズマ団系やルカリオ)なら、フウロやコルニといったサーチ系を入れるとよいでしょう。
また、2進化ポケモンを多く入れたデッキの場合、サーチ系とドロー系サポートを3枚ずついれ、サーチ系のグッズ(ハイパーボールやレベルボールなど)を多く入れることで安定するかと思います。
悩んだときは、とりあえずティエルノを入れ、少しずつ調整していくのも手です。
ドローサポートを選んだ後は、グッズを選んでいきます。前述の「ハイパーボール」は、好きなポケモンを選んで持ってくることができるため、どのデッキに入れても活躍するでしょう。また、「レベルボール」や「プラズマ団のモンスターボール」といったカードは、条件を満たせばノーコストで対象のポケモンを手札に加えることができます。デッキを確認して、条件に合うポケモンが多いようなら採用してみると良いでしょう。
ボール系以外では、「はかせのてがみ」や「ランダムレシーバー」なども検討してみると良いでしょう。基本エネルギーで戦うデッキの場合、「はかせのてがみ」を使うことで2ターン分の手張りのエネを確保することができます。また、ランダムレシーバーは、サポートの枚数を増やしたいが、余計な効果のものは入れたくない時などに入れると良いです。ちなみに、デッキのサポートを1種類にするとランダムではなくなります(笑)
まとめ
今回はドローソースに焦点を当てて話してきました。一口にドローソースといっても、様々な種類のものがあることが分かったかと思います。
デッキタイプごとにドローソースの適した傾向はあるのですが、デッキの構築によって繊細に変化するため、残念ながら正解を断定することはできません。ここからは先は、皆さんの手で、最も適したドローソースを探してみて下さい。
さて、今回で構築編は一旦終わりです。次回は、プレイング編に移る前に構築編のおさらいをしたいと思います。また、ファントムゲートの登場で環境が変化した部分もあるので、その点についてもお話ししたいと思います。
次回予告
「ポケカ中級者への道 第6回 ~構築編まとめとXY4環境~」
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