こんばんは、Explorerです。いよいよ今日はXY6エメラルドブレイクの発売日ですね。公式サイトやツイッターなどから情報が来ていますが、今回のパックは非常に強力な攻撃力を持ったポケモン達が登場するようです。

 今までのXYシリーズのカードは、ガマゲロゲやカエンジシに代表されるロックや妨害系のカードが目立ってきました。そのため、火力のBW・絡め手のXYというような棲み分けができていたように感じます(XYの高火力カードは条件が厳しかったため)。しかし、メガレックウザ達の登場によって、遂に火力面においてもXYのカード群がBWを完全に上回ろうとしています。そのため、エメラルドブレイク発売後は、レギュ落ちがなくとも、自然とBW離れが加速しそうな気がします。

 さて、前置きが長くなってしまいましたが、私がXY5環境で使ってきたデッキを紹介したいと思います。

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デッキレシピ:『Mボスゴドラビート』
レギュレーション:BW以降、60枚

ポケモン
ビクティニ(BW2orEBB)2
ドーミラー(BW3)3
ドータクン(XYB)3
ジラーチEX1
ボスゴドラEX3
MボスゴドラEX3
計15

エネルギー
鋼エネルギー8
ダブル無色エネルギー4
計12

サポート
プラターヌ博士4
N2
アクロマ2
フラダリ2
フラダリの奥の手1
計11

グッズ
パソコン通信1
バトルサーチャー3
ダート自転車4
ハイパーボール3
レベルボール2
ヘビーボール1
進化ソーダ1
ポケモンいれかえ3
まんたんのくすり1
ボスゴドラソウルリンク3
計22
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解説
 このデッキの主役は、高火力と高耐久を両立したポケモン、メガボスゴドラです。主力のワザ「メガトンスラム」は、望むならコインを投げることができ、表なら240という高火力で攻撃することができます。また、メガボスゴドラのHPは240と非常に高く、ほとんどの攻撃を2回以上耐えることができます。
これらの長所を活かすため、特性「しょうりのほし」によってコイン判定をやり直すことができるビクティニと、まんたんのくすりやポケモン回収サイクロンといった回復系のカードを投入しています。ビクティニはサイド落ちを考慮して2枚投入してあります。一方、回復系のカードが少ないように見えますが、これは「フラダリの奥の手」で再利用が可能であるため、回収サイクロンとまんたん1枚ずつで間に合います。

 さて、一見強力に見えるメガボスゴドラですが、弱点も抱えています。それは「速度の遅さ」です。「メガトンスラム」を打つためには4エネを要求され、逃げるためにもエネルギーが4枚必要と、メガボスゴドラのコストは重たい部類に入るといえます。
これを補うために投入したのが、おなじみのドータクンです。ドータクンの特性「メタルチェーン」によって、エネルギーを加速し、できるだけ早い段階から「メガトンスラム」を打ち、プレッシャーを与えていきます。さらに、まんたんのくすりや逃げるためにエネルギーを大量にトラッシュするため、そのためのリカバリーとしてもドータクンは機能します。
ちなみにこのドータクン、ベンチに1匹立てるだけでも十分働きます。そのため、ドータクンラインは3-3になっています。


Q&A
 このデッキレシピを見た時、多くの疑問が浮かんだかと思います。それに対してQ&A方式で答えていきたいと思います。

Q1. 得意なデッキ、苦手なデッキは?
A1. EX主体のデッキ・HPが120以下のポケモンが主力のデッキには強いです。逆に、非EXでHPが130以上のポケモンが主体のデッキには弱いです。

Q2. ドローソースの配分について教えて!
A2. 一度に必要なパーツが多いため、ダート自転車を4枚投入しました。その一方、必要パーツが多く、バトルコンプレッサーでトラッシュできるカードが少ないためコンプレッサーは入れませんでした。その分、ボールからアクセスできるジラーチEXでサポ事故を防止しています。

Q3. ハイパーボールはどうして3枚?
A3. 手札から切ることができるカードが予想以上に少なかったため、ハイパーボールを減らし、手札コストのないボールを増やしました。メタルチェーンに必要なエネルギーはプラターヌ博士やダート自転車でトラッシュに落ちるので、そこまで気にしなくても大丈夫です。

Q4. ポケモンいれかえはどうして3枚?
A4. 序盤は必要ですが、一度場が完成するといらなくなるため3枚にしました。また、ASをポケモン回収サイクロンにしており、1回目はいれかえとして、フラダリの奥の手後の2回目はまんたんのくすりとして活用することで補うこともできます。

Q5. 進化ソーダはどうして入っているの?
A5. アーケオス対策のためです。環境にアーケオスがいないのであれば、ヘビーボールに変えた方が良いでしょう。

Q6. スタジアムは入れないの?
A6. スペースがなかったため、入れることができませんでしたorz サイレントラボ対策や耐久力を上げるためにスチールシェルターを投入したいです。

Q7. ケルディオEXは入れないの?
A7. いれかえで事足りることが多かったので、スペース確保のために抜きました。メタルチェーンとの相性自体は良いため、余裕があればスタジアムの次に入れたいカードです。


総評
 ジムバトルやフリー対戦で使う分には最高のデッキでした。
 相手のEXの攻撃を耐え、逆に一発で倒すことができる点は最大の長所でしょう。細かく計算されたデッキが多かったXY5環境では、それらを力技でひっくり返すことができるという点は強力な武器となりました。また、コイン判定のドキドキ感は、対戦を盛り上げてくれます。実際のジムバトルでも、「メガトンスラム」のコイン判定で大人が全力でガッツポーズをかます程、対戦を盛り上げてくれました。
 ただし、どうしてもコイン判定が関わってくるため、連勝しないといけない大型大会には向かないデッキだと感じました。


反省
 耐久・火力・速度を共存させようとした結果、中途半端になってしまったと言えます。特に、ドローソース配分が難しく、失敗している感触が否めないです。改善策としては、フラダリの奥の手でデッキを2~3週させるつもりで、コンプレッサー・サーチャー軸にすることが挙げられます。あるいは、速度を捨て、耐久と火力に特化させることもありかもしれません。


 今から寝て起きれば、エメラルドブレイクの発売はすぐです。XY6環境がどう動くのか、楽しみですね。

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